チャリ旅 坂東三十三観音

坂東三十三観音を自転車で巡礼する記録です。コース設定や自転車旅ならではのツボなどを盛り込んでゆきたいと思います。

旅程の整理(4)

これまでの旅程は

すべて日帰りでしたが

今回からは宿泊を前提とした行程に入ります。


自宅(横浜)からだと 群馬→栃木→茨城は

連泊しないともったいないエリアです。


また、山岳地帯も多いので、単純に距離だけでは見込みが

読みにくいエリアでもあります。


まぁ、旅に出るまえのシミュレーションですから、

多少読み違えていても良しとして組んでみました。


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【エリア5】

      道の駅よしおか温泉

  15.2km

      15番札所 長谷寺

  15.7km

      16番札所 水澤寺

  10.1km

      道の駅よしおか温泉

計41km

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今回の拠点は北群馬郡吉岡町にある「道の駅よしおか温泉」です。

自宅からこの道の駅に車で行くまでに3時間くらいはかかるので、

エリア5は2か所で丁度よいと思います。


41㎞程度なら半日動くのに丁度よい距離です。


道の駅よしおか温泉~15番札所長谷寺(15.2km)


道の駅から15番札所長谷寺までの多少の起伏はあっても

概ねフラットのようなので問題ないと思われます。

問題は次です。


15番札所長谷寺~16番札所水澤寺(15.7km)


長谷寺を出て、水澤寺に向かう行程は山岳コースです。

標高差が300mくらいあるようです。


約15㎞で300mの高低差ですから、極端にきつい坂ではありませが、

休みなくひたすら登りが続いているようです。

エリア6以降は山岳コースが続くのでよい足慣らしになるかもしれません。


16番札所水澤寺~道の駅よしおか温泉(10.1km)


水澤寺の次は道の駅よしおか温泉に戻ってきます。

約10㎞のひたすら下りです。


道の駅のレストランは20時まで、温泉は21時までやっているので

水澤寺閉門の時間に出たとしても余裕です。


この日は温泉につかってゆったりできればよいかと。

駐車スペースに余裕があればそのまま車中泊してもよいかもしれません。

自転車リペア(2) モンベルフロントバック

定番アイテムですが、

モンベルフロントバックを使っています。

フロントバックなので、ハンドルに着けるのが本来の使い方です。


しかし、少し工夫すればサドルの下に着けることもできます。


でも、サドルの下に着ける時は、

しっかり固定しないとマズいことになります。


すぐに気が付けばよいのですが、

私の場合はしばらく気づきませんでした。


「なぜだ?坂でもないのに自転車が重くなったぞ?」

「ギアが何かの拍子で変わったか?」

「チェーンが何かを巻き込んだか?」

と疑問を感じながらも、自転車を走らせたまま、

足回りを目視したものの

「異常ないなぁ~、何だろう?」

としばらく走らせたが状況が変わらないので

「面倒くさいけど止まるか。」

と自転車を降りて気づきました。


サドルの下に固定していた筈のバックの片方のベルトが緩んで

後輪と接触していました。

バックの接触部を触ると熱いです。


摩擦熱で溶けていました。


このバックは中にプラ板が入っているので、この程度の穴は

実用上は全く問題なく使えますが、なんとなく悲しい穴なので

今回修理することにしました。


修理と言っても穴の上に生地を張って見えないようにするだけです。

材料はDAISOのランチョンマットの色が近いと思い買ってみました。

実際は色が違ってましたが、良しとして作業に入ります。


まずは、バックの中からプラ板を出します。

少し硬いですが、バックを左右よじりながらやればプラ板は

引き出せます。このプラ板はかなり厚めです。

この厚みなら、仮にバックが走行中に落下しても

中身が軽いものなら守られると思います。


モンベルのこだわりに関心しつつ作業をすすめます。


ここから実際の直しの作業に入りますが、直し方はお好みです。

穴の周辺だけに生地を貼るもよし、少し広めに貼るもよし。

私は下図の指で示した範囲に生地を貼ることにしました。

万一また摩擦事故が起きてもカバー範囲が広いので大丈夫と

思ったからです。


これも好みですが、このバックはハンドルに着けるよりも

サドル下に着けた方が断然かっこいいと思います(個人の感想)。

貼るべき範囲を測ってランチョンマットを切ります。

四隅は折り返して縫っておかないとほつれます。

面倒ですがここはしっかり縫います。

四隅の縫いが終わったら、いよいよ装着です。

マチ針で固定するとこんな風になります。

バックの色と生地の色が確かに違いますが、

違和感をおぼえるほどひどい違いでもないと判断。

バックを裏返して縫い始めたら、問題が発生しました。

当初考えていたサイズで縫うと、プラ板を固定する生地と

干渉してしまいます。最悪プラ板が装着できなくなる可能性も

あるので、予定を急きょ変更しました。


生地の4辺を縫うのではなく、3辺のみにして、プラ板固定の

生地の部分は縫わないことにしました。

こうすることで、単なる生地貼りではなくポケットになります。

非常に行き当たりばったりですが、結果オーライです。

3辺を縫いすすめると、いい感じにポケットができました。

指が4本くらい隠れる感じです。


たいしたモノは入らないと思いますが、

薄いモノなら入りそうです。


例えば、ここにプラ板を入れれば摩擦事故があっても

バック本体は痛めることはないと思います。


同じ穴をあけてしまった皆さま、お試しあれ。

自転車リペア(1)

旅程を考えることも大事だが、

「そもそもこの自転車大丈夫なのか?」

という問題がある。


勤務地が変わったり、腱鞘炎になったりで、

乗らなくなって1年半。


屋根のある場所に保管していたとはいえ、

ほこりをかぶっていて、前輪のエアーが抜けている。

タイヤが劣化してパンクしているのかもしれない。



チェーン周りもオイルをさしていないので、

ガリガリ、バリバリ音がするのかもしれない。

怖くて回していない。


バーテープは元々ゆるんでいたが、

さらに剥がれた感じがする。


ということで、

リペア対象をリストアップすると


・前輪のエアー(パンクか?)

・後輪のエアー(パンクか?)

・バーテープの巻き直し

・チェーンの洗浄

・ブレーキの調整

・ハンドルバッグ修理(破れいる)

・前照灯のチェック

・テールライトのチェック

・自転車全体の洗浄


リペア以外にも、今回の旅に向けて装備するものが2つ。


・SPDペダル

・スマホ対応のサイコン


上記2つは昨年の冬に買った途端に腱鞘炎を発症して、

一度も装着しないままになっていた。


これら、リペアや装着に関しても随時レポートしてゆきます。

安全に旅ができる自転車に仕上げます!